Aurorasound BusPower-Pro2が届いたので早速使ってみた

前回の記事「録音に関する電気系統の機材を発注した」で書いていた機材が家に届きました!今回使ってみたのがこれ!

 

Aurorasound BusPower-Pro2

音響機器等を専門に扱うAurorasound社の製品になります。

この機材、いったい何かと言うと、PCなどからUSB経由で電力供給(バスパワー)を受けている機器の間に挟むことで電力不足を補うことができる優れものなのです。

今回、私はこれをオーディオインターフェイスに使うことにしました。オーディオインターフェイスとは、PCからのデジタルデータをアナログに変換してスピーカーから音を出したり、マイクやギター等のアナログ音声をデジタルデータに変換してPCに録音・保存したりするものです。デジタルとアナログの連携役ですので、かなり重要な機材ですね。

私はRME社のBabyFaceというオーディオインターフェイスを使用しているのですが、これも基本的にバスパワーで作動します。スピーカーを繋いだりコンデンサーマイクを繋いだりと、何かと電力を使うため、PCからの電力供給だけでは心もとないと思い、この度購入することにしました。

実は私の使っているBabyFaceはACアダプターが繋がるので、単純な電力強化だけならアダプターを繋いでしまえばいいのですが、今回はアダプターの購入を見送りました。理由は①対応するACアダプターがかなり安価な物しか見つからず、それがノイズの発生源になりかねないと思ったから、②PCからUSB経由で電気に乗ったノイズが混入するのが嫌だった(BusPower-Pro2はノイズ除去機能がある)からです。

 

それで!BusPower-Pro2を繋いでみた印象なのですが、音が元気になりました!

 

音が一歩前に出てきてくれたような感じですね。中音域がよく出るようになった気がします。ロックとか聴くと気持ち良いですね。特にギターの音が良い。スピーカーではなくアンプから音が出ている感じがします。パーカッションの音もボトムが太くなってリアルに聴こえるようになりましたよ。

 

ただ、音が元気になった分だけ、ヒステリックで病的だと思っていた楽曲を聴くと「あれ?こんなに明るい曲だったっけ?」と思うくらい印象が変りました。というか、何を聴いても元気過ぎて「この曲はもっとジトッと湿ってて暗い曲だったはずなのに…」と思ってしまう。質感が完全に変わってますね。

 

これは良いのか、悪いのか!?うーん、判断つかねぇな。。。

 

ちなみに、BusPower-Pro2を繋いだ状態で楽曲のミックスをしてみたのですが、めちゃくちゃやり易かったです。今まで中低域から低域の繋ぎ目がよく分からなかったのですが、その辺の周波数に対するEQの反応がよく分かるようになりました!ダイナミクス系のプラグインの変化も顕著に分かるようになりましたよ!

 

ただ、やはり自分の曲に関しても「こんなに元気な曲だったっけ!?」と驚いてしまいます 笑。

 

単純に慣れの問題なのですかね、どうなんでしょう。

次回はスピーカーケーブルを交換してみますね!