散歩道

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今日は田んぼから里山にかけて小一時間ほど散歩してきた。いやぁ、気持ち良かった。

住宅地から数分の場所だけど、たっぷり風に吹かれてたっぷり木漏れ日を浴びて、土も踏んで草の匂いも嗅いでリフレッシュできた。


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たまには、アグレッシブとかエキサイティングとかそういうのとは真逆の休日も悪くない。ひとりで気ままに誰にも会わず、誰の目も気にせず歩き回っていると、自由ってものが少しだけ実感できた気がする。虫の声と風のざわめきにワクワクしたのっていつ振りの事だろう。


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人間は社会的な生き物だという。確かに人間関係の中で自分という存在を実感する機会は多くある。しかし、人間も生き物である以上は自然の一部に違いないのだ。本来、自然と人間との間に線なんかない。


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それでもやはり人間は社会的な生き物だ。家族の中に、地域の中に、社会の中にはやはりそれぞれの自分がいて、いくら愚痴たれても弱音を吐いても気が滅入っても、それらの関係から完全に離れることはできない。

ただ、不思議と自然の中にいるとそういう当たり前のことがありがたく感じられる。つまるところ、帰る場所があるってことはありがてえな、という気持ちになる。


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だから、これからも現状に感謝しつつ頑張りましょうや、とかそういう話ではなく、普段と違った考え方ができたって事が大事なんだ。今回はそのきっかけが散歩だったけど、本当はなんでもいいと思うんだ。そのきっかけさえあれば。自分を決めてるのはいつだって結局自分自身なんだって気付けるから。

 

今日は、いつからか凝り固まってしまっていた自分ってやつが、少しだけ柔らかくなった気がする。